ベトナム語学習にも効果絶大!日本語教師の私が愛用する「音読さん」活用術

私は、これまでもご紹介してきた通り、ベトナム人専門の日本語教師としても活動しています。
日本語を教える上での私の大きな特徴、こだわりは、「媒介語としてのベトナム語を多用する」こと。

日本語の文法や語彙を、まず母語であるベトナム語で明確に説明することで、受講生はよりスムーズに、深く理解することができます。
このアプローチを徹底するため、私は授業前の準備にかなりの時間をかけます。
具体的には、授業で使う本文やダイアログを全てベトナム語に訳し、それを何度も聞き込んで「口に慣らす」ことを徹底しているのです。

この徹底した準備を支えているのが、以前「AI多聴」というテーマでご紹介したAI音声読み上げソフト「音読さん」です。


徹底的な多聴トレーニングを可能にする「音読さん」の力

「音読さん」は、入力したテキストを自然な音声で読み上げてくれるWebサービスです。
このツールが、私のベトナム語学習と日本語授業準備に欠かせない理由、それは多様な音声の選択肢にあります。

日本語のテキストをベトナム語に翻訳した後、私は必ず最低3種類の音声でリスニングするようにしています。

  1. 男性ハノイ発音: まずはしっかりとした標準的な発音で聞き込みます。
  2. 女性ハノイ発音: 私の受講生は女性が比較的多いため、女性の声でも十分に聞き込みます。
  3. 男性ホーチミン発音: 現在ホーチミン市で生活しているので、現地の発音にも慣れておく必要もあり、仕上げとしてこの音声でも繰り返し聞きます。

「音読さん」は複数の言語に対応しており、同じテキストを、性別や地域(ハノイ/ホーチミン)による違いを含む複数のベトナム語の「声」で生成できる点が、非常に画期的で優れています。


リスニング力向上の秘訣は「徹底した反復」

これらの異なる発音を、合計で20〜30回ほど同じ文やダイアログで聴き込むことになります。

この「徹底的な反復」こそが、私のベトナム語のリスニング力を飛躍的に向上させた秘訣だと確信しています。
ただ漫然と聞くのではなく、日本語のプロとして「媒介語」を正確に理解し、自然なスピードで話せるようになるために、意識的に「多聴」を取り入れているのです。

「音読さん」は、単にテキストを読み上げるツールではなく、音声学習を効率的かつ多角的に行うための強力なパートナーとなってくれます。
学習者としてだけでなく、語学教師としても、その恩恵は計り知れません。

もし外国語学習に行き詰まりを感じているなら、ぜひ『多様な音声での「多聴」』を取り入れてみてください。
きっと、あなたの語学力向上に新たな道筋を示してくれるはずです。

あなたも「音読さん」を使って、多言語学習の世界を広げてみませんか?

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