語学習得には目標とする人が必要

語学学習をする上で、目標は「必須」です。
ただ漠然と、話せるようになりたい、ではなく、ものすごくリアルに。
ベトナム人と流暢にベトナム語で会話している自分自身をイメージ。

といっても、これがなかなか出来ないんですよね。
ですから、「憧れの人」を見つけましょう。

僕の場合は、フリークライマーの平山ユージさんでした。

昔々、クライミングにのめり込んでいたころのこと。
アメリカにあるクライマーの聖地、ヨセミテ国立公園で、当時「世界最高のフリークライマー」と呼ばれていた平山ユージさんと出会いました。

このユージさんというのがすごいお方で、高校卒業後、単身フリークライミングの本場ヨーロッパへ渡り、フランスを拠点にトップクライマーへの階段を駆け上がって行った、最高にクールなお方です。
しかも僕のような、ユージさんから見たら鼻クソレベルのクライマーにも、分け隔てなく接してくれる人格者。

で、このユージさん、アメリカで出会ったときは物凄く英語が堪能で、アメリカの地元クライマーと平気で冗談なんか言い合っているわけです。
しかも、フランス語はさらに上手いとか。

もう、猛烈に憧れましたね、僕は。
クライミングじゃなくて、語学力に憧れるところが、僕がクライマーとして3流だった証ですが(笑)。

で、日本帰国後、即、英語学校に入って猛勉強しました。
平山ユージさんを目指して。
外国のクライマーと、英語で会話している自分自身を想像しながら。

それから、なぜかベトナム語の世界へのめり込むことになってしまったのは、人生の不思議なところなのですが…。

あなたの趣味の世界でも、いませんか?
その分野で世界のトップレベルにいる人で、かつ外国語が堪能なお方。

別にベトナム語じゃなくてもいいんです。

テニスの伊達公子、サッカーの中田英寿、F1の佐藤琢磨、ゴルフの青木功…。(敬称略)

語学力+自分が好きな分野でトップレベルの人…。
憧れるに十分な人じゃないですか(笑)。

憧れたら、あとはその人並みの語学力を目指して行動あるのみです。

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