― やる気に頼らない「続く仕組み」の作り方 ―
ベトナム語学習を始めたものの、途中で「最近、やる気が出ない…」「勉強が続かない…」と感じたことはありませんか?
実はそれ、あなただけではありません。
語学学習において、モチベーションが下がる時期は誰にでも必ず訪れます。
だからこそ大切なのは、やる気に左右されない「仕組み」を先に作ってしまうことです。
この記事では、ベトナム語を学習している日本人の方に向けて、モチベーション管理の考え方と、今日から実践できる工夫をご紹介します。
1. モチベーションではなく「習慣」に頼る
5年間で12カ国語を習得したことで知られる Kazu Languages 氏は、「モチベーションは必ず上下するもの。だから頼ってはいけない」と語っています。
語学上達の近道は、やる気があるから勉強するのではなく、やるのが当たり前の状態を作ること。
理想は、歯磨きのように「やらないと逆に気持ち悪い」と感じるレベルまで落とし込むことです。
そのためには、学習を始めるハードルを極限まで下げる工夫が有効です。
例:
- 教科書を机に出しっぱなしにしておく
- スマホのホーム画面に学習アプリを置く
- 「1日5分だけ」と最初から決めておく
「よし、勉強するぞ!」と気合を入れなくても、自然に手が伸びる環境を整えましょう。
2. 「停滞期(プラトー)」を科学的に理解する
多くの学習者が挫折する原因のひとつが、「いくら勉強しても上達している気がしない時期」です。
この状態は、停滞期(プラトー)と呼ばれ、実に学習者の約99%がここで一度つまずくと言われています。
しかし脳科学的に見ると、この停滞期は決して無駄な時間ではありません。
脳の中では、
- 細い神経回路が
- 少しずつ太く、強くなり
- 目に見えない準備が進んでいます
やがてある瞬間、「あれ?急に聞き取れる」「言葉が自然に出てくる」という爆発的な成長が起こります。
今、伸び悩んでいると感じているなら、それは飛躍の直前に立っている証拠です。
3. 情熱と結びついた「目的」を持つ
「試験のため」「仕事だから」それだけでは、どうしても学習は続きません。
ベトナム語は、ぜひあなたの「好き」や「興味」と結びつけて使ってください。
例えば:
- ベトナムの音楽の歌詞を理解したい
- 現地の料理動画をベトナム語で見たい
- ベトナム人の友人ともっと深く話したい
自分が本当に興味を持っている分野のコンテンツは、脳が驚くほど速く吸収してくれます。
また、相手の母国語で話すことは、相手の「心」に直接届く特別な力を持っています。
その喜びを一度でも体験できれば、それは何より強力なモチベーションになります。
4. 具体的な目標で「達成感」を見える化する
「ベトナム語を話せるようになりたい」この目標、実は挫折しやすい典型例です。
おすすめなのは、数字を含んだ、具体的で小さなゴールを設定すること。
例:
- ベトナム料理について1分間話せるようになる
- 自己紹介を暗記せずに言えるようになる
- 短いニュースを1本聞き取れるようになる
小さな達成感を積み重ねることで、学習は「苦行」から「前進の実感」へと変わります。
さらに最近では、NotebookLM などのAIツールを使って学習内容をポッドキャスト風にして復習するなど、エンタメ要素を取り入れるのもおすすめです。
おわりに
ベトナム語習得は、小さな石を一つずつ運び続けて、山を動かすようなプロセスです。
やる気に頼らず、環境と仕組みを整え、今日できる一歩を積み重ねていきましょう。
あなたのベトナム語学習は、確実に前に進んでいます。