ベトナム語で自己紹介をするときは…

ベトナム語で自己紹介、できますか?

初級過ぎの方でも、

「はじめまして、◯◯です。▲▲歳です。私は会社員です。よろしくお願いします。」

くらいの自己紹介しかできない人が、少なくありません。

自己紹介は、第一印象を良いものにするための、第一歩。
せめて30秒、できれば1分ぐらいを、自己紹介で使えるように練習してみましょう。

いきなりは難しいですから、若干のユーモアのある自己紹介をあらかじめ考え、ノートに書いて暗記してみてください。
それだけでも、コミュニケーション力が格段に上がるはずです。

私の場合は、初対面の年下(私の生徒ではない)相手だと、こんな感じです。

はじめまして、石川です。石川は名字で、名前は健太郎なので、KENと呼んでもらってOKです。日本語教師をしています。

私のことを、”chú” とか “bác”(※「おじさん」の意)と呼ばないでください。白髪は多いですが、まだ若いです。私のことは、必ずAnh Ken (※Ken 兄さん)と呼ぶように!

ベトナムに来て、今年で23年目です。
(相手おどろく)
ベトナムに移住した理由は2つあります。
1つは女の人がきれいだからです。でも、ベトナムの女性は、結婚する前はとても優しいのに、結婚した後はとても怖いです。うちのご近所、どの家でも奥さんのほうが怖そうです。なぜそんなに変わってしまうのですか?だれか教えてください。

2つめは、物価が安いことです。先生の給料はとても安いですが、ベトナムは物価も安いです。だから、給料が安くても、楽に暮らせると思ったのです。でもそれは、間違いでした。いつもお金がないし、お金がないから日本に帰れません。それで、23年も経ってしまいました。

たぶんこれからも、このまま、死ぬまでベトナムに住むんだと思います。もし宝くじに当たったら、その時は日本に帰るつもりです。

こういった長い自己紹介を、プライベート用/ビジネス用、年下相手/年上相手、ロングバージョン/ショートバージン…と何通りか考えて、立て板に水のごとく話せるよう、練習しておきましょう。

目指すは、「グッドスピーカー」(上手に話せる人)ではなく、「グッドコミュニケーター」(上手にコミュニケーションできる人)になること。
ぜひ、自分の自己紹介をバージョンアップしてみてください。

関連記事