【2026年テト】ベトナムの年越しに異変?自宅屋上から見えた「新しい花火のカタチ」

ベトナム最大のお祭り、テト(旧正月)を迎えました。
ベトナム在住の方・ベトナム旅行中の方は、今年のカウントダウンをどのように過ごさたでしょうか?

例年であれば、政府が指定した特設会場に足を運び、大輪の打ち上げ花火を大勢の人と見上げるのが定番のスタイルでした。
しかし、今年のテトは少し様子が違ったようです。

「わざわざ人混みに行かなくても、街中が花火に包まれている……?」

そんな不思議な感覚を覚えた方も多いのではないでしょうか。
実は今、ベトナムの年越しの風景に、ある「劇的な変化」が起きています。


2026年のテトは「分散型・個人参加型」の花火へ

今年のテトの最大の変化。
それは、政府による大規模な打ち上げだけでなく、市街地の至るところから「小型打ち上げ花火」が上がるようになったことです。

これまでは「見るもの」だった花火が、家庭や地域単位で「自分たちで打ち上げるもの」へとシフトし、街全体が祝祭感に包まれる新しい光景が生まれました。


なぜ街中で花火が?その理由と背景

かつてベトナムでは爆竹や花火の個人利用が厳しく制限されていましたが、近年その規制が緩和され、「国防省傘下の企業が製造する合法的な花火」が一般販売されるようになりました。
この「Z121」などのブランド花火が急速に普及したことが、今回の変化の大きな理由です。

【私が目撃した具体的な光景】

今年のカウントダウン、私は自宅の屋上から街を眺めていたのですが、過去に見たことのない光景に驚かされました。

  • 15m級の小型花火が乱舞: 0時になった瞬間、特定の会場からだけでなく、近所の路地、隣のビルの屋上、遠くの住宅街など、視界のあらゆる場所から高さ15mほどの花火が打ち上がりました。
  • 360度のパノラマビュー: どこを向いても火花が夜空を彩り、まるで街全体が星屑の中にいるような幻想的な光景でした。
  • プライベートな祝祭: 家族や友人と屋上でビールを飲みながら、自分たちのタイミングで花火を楽しむ。そんな「アットホームな年越し」が一般化したことを実感しました。

進化するベトナムの伝統

今回の変化は、単に「花火が増えた」ということだけではありません。
ベトナムの人々の経済的な余裕と、「家族との時間をより豊かに過ごしたい」というライフスタイルの変化を象徴しています。

  • 公共から個人へ: 大規模イベントに依存しない新しい楽しみ方。
  • 利便性と娯楽: 合法花火の普及による安全な娯楽の拡大。
  • 圧倒的な没入感: 街中が会場になる、テトならではの熱狂。

来年のテトは、あなたも自宅の近くで花火を打ち上げて、この新しい文化に参加してみてはいかがでしょうか?

Chúc mừng năm mới!
皆様にとって、この一年が素晴らしい年となりますように。

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